強銃砲VS油林菜、他あれこれの一日

● 1964年東京オリンピック選手村の記号を考える(2)

まずは、チームを作る。

ゆうや・りんたろう・ななみ。
「三人の名前の頭文字をとって、ゆうりんなチーム」
なんだかとても美味しそうな中国菜っぽいので、油林菜チーム!

かたや、きょうこ・じゅい・ほうちゃんで、きょうじゅほう→強銃砲!
「おお!強そうだ!」

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各チームの持ち時間は、15分!15分で16の記号の意味を解く。

あれこれ考えて、どうしてそう思ったのかみんなに伝える。
一番上の左側二つ、それぞれに十字マーク。
「左はけが人を運ぶタンカだから、けが人を集めるところかなあ?」
!(^^)! 救護所♪ その右は医務室。

1964年から50年以上たっているので、マークの読み解きも変化。

中段のコーヒーカップ、両チームとも「カフェ」と答えた。
当時の呼び名は、「軽食堂」

笑ったのは、中段一番右・・・。水飲み場なのだが、「けん玉」って答えた子(笑)

記号の名称は時代と共に変わっていくね。

チーム戦の結果は、強銃砲チーム15点、油林菜チーム12点で、強銃砲チームの勝ちでした。
両チームとも、とてもいい読み解きでした(^^♪

● improvisation(インプロ)を楽しもう!

台本のないパフォーマンス、そしてチーム内で他者のリスクを受け止め、否定せず返す。
仲間づくりにも適用できるゲーム。それがインプロ。

初めてインプロを経験する子もいるので、まずは簡単なものから順に・・・。

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「ヒュー!」と言ってどちらか両隣を指すことができる。
「ザッ!」は両隣以外を指す。
「ワー!」は、上記二つを拒否。指した人に戻る。

指されて上記三つをせずに「ボン!」 これが出たら、両手を万歳しながらお尻フリフリ。
同様に「ダンス!」が出たら、各自好きなようにダンスする。
誰かが「ヒュー!」か「ザッ!」を出すまで、全員、上記二つを続けなければならない。

盛り上がりますねえ(^^♪

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隣の子の手を優しく握ってパルスを送る。

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ペアを作り、鏡と人になり、鏡は人の動作をそっくり対称的に真似をする。

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そして、最後は、背中合わせに丸くなり、「1!」「2!」と言いたい人が数を言い、10に到達したらお昼ご飯。ただし、「8!」「8!」などと数が被ると、最初からやり直し。

いい汗かきました!

● ジャパンフレネあれこれ

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1㎤製造マシーンを使い、1㎤のキューブづくりが進行中!

難点は、油粘土が下に落ち、カーペットが汚れること・・・。

みんなで、落ちた油粘土拾い。



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「ぎやー!」
コッコローチが三匹も!
「なんだ!出ようとしてるじゃん!」

平気なのは、りんちゃんだけ・・・。
月曜日は、人が少ない。ユウヤの課題(正負の数)ときょうちゃんの課題(平行四辺形・三角形・台形の求積)をチェックしてから、1㎤製造マシーンで1㎤のキューブ作り(^^♪

● りんちゃん待ちながら、1㎤を製造!意外と楽しい!

「りんちゃん、どうしたんだろうねえ・・・?さっき、目白通りを歩いているって言っていたけど・・・」

お家に電話してみると・・・。

「あら!1㎤製造マシーンを忘れたからって、戻ってきましたよ」
「部品がまだ残っているので、こっちで作れるって伝えたんですけれどねえ」
「そうなんですね。なんか、こういうところが生真面目なんですねえ」
「今からじゃ、2時頃、到着になりそうですねえ」
「でも、フレネに行きたいって、泣きそうになっているんですよ」
「じゃあ、先に作っているから、気を付けていらっしゃいと伝えてください」

フレネに行きたい・・・泣きそう、嬉しいよね(^^♪

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このマシーン、1978年の大鰐ひと塾で、遠山啓先生が三個ご購入!
油粘土を棒で押し込み、上から、ところてんを突き出すようについて作成!

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これは、1㎤のキューブ。
1㎤~3㎤までの大きさまで、作ることが可能です。






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りんちゃんも登場!

「俺、これでお城を作りたいなあ」と、ユウヤ。
「マインクラフトの40年前バージョンと同じだよね」
みんなで共同して、お城を作ることになりました。

ユウヤは5個ずつ並べて、キューブがいくつあるか、わかりやすくしています♪

色々な話をしながら、コツコツと1㎤のキューブを作っていきます。

このマシーンで1㎤のキューブを作り、作品を作る。
体積の大きさをイメージするのに最適です(^^♪

 どれくらい作るとお城が?

「直方体の体積って、どうやって求めるかわかる?」

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A4の用紙を積み重ねていくと、直方体ができて来る。
底面積に高さという要素が加わり・・・。

底面積に高さをかけると、直方体の体積を求めることができる。

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「この水槽に、1㎤のキューブが何個入るかな?」
サイズは、10㎝×10㎝×10㎝。

「1000個!」
「こりゃあ、そうとう作らないと、お城ができないぞ!」






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途中で粘土ベラを発見し、争奪戦になりましたが、はみ出た粘土をそぎ落とすには、普通の定規の方がいいようです。結局、定規に落ち着きました。

明日の朝、早めに来て、1㎤のキューブを作るそうです。

ちゃんちゃん!♪



 ジャパンフレネあれこれ

1㎤のキューブ作っている間に、問題!

「問題を出します!昆虫を捕まえました。その昆虫は何か?イエスノークイズで当ててね」

「それは、お尻から糸を出しますか?」
「クモは、昆虫じゃないよ」(笑)

「それは、残飯に群がりますか?」 「はい!」
「人に嫌われますか?」 「はい!」
「わかった!」
「きょうちゃん、わかった?質問してごらん」
「一番上の文字は、ゴですか?」 「はい!」(爆笑)

いっせーのせ!
「ゴキブリ!」

「見たい!見たい!」と、りんちゃん・・・。

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逃げるユウヤとゴキブリホイホイを持ってきたりんちゃん。

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でっけー!








先週のお散歩は、江戸東京博物館で『坂本龍馬展』(^^♪

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一人も遅刻者無く、両国駅に集合。
両国は、大相撲本場所でにぎわっています。
『坂本龍馬展』会場は、撮影禁止でした。

龍馬の妻、おりょうへの手紙が興味深かった。

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サーターアンダギー2個食べて、お腹いっぱいのユウヤ。
来週は都市ハイキングで小石川植物園まで歩きます(^^♪











マイペースで着々と・・・

オルタナティブスクールジャパンフレネの午前中は、ルーテインワーク。
「生きる力」のような抽象的なものを廃止し、ここでは、母国語=日本語とHow toよりもWhy?を追及。飛び級もあり、ゆっくりマイペースもあり。みんなそれぞれ学んでいます。

● 本日のルーティン

小3りんちゃんは、二位数÷一位数のわり算&平行四辺形・三角形・台形の求積
小3七海ちゃんは、コボちゃん作文
小3ほうちゃんは、ノートの整理と平行四辺形・三角形・台形の求積→来週から積分へ!
小5京ちゃんは、コボちゃん作文の校正、平行四辺形・三角形・台形の求積。
中1ユウヤは、基礎英語のライティング、平行四辺形・三角形・台形の求積、正負の数の練習。

5~6名の人数がちょうどいい

● ミーティング

ダウン症の男の子をお迎えするにあたって、考えなければいけない事・・・。
「みんな仲良くするから、大丈夫だよ」とゆうや・・・。
いろんな子がいて、いろんな可能性が始まる。

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タイルを使って、立てる→かける→引くのアルゴリズムを確認!
商が立つ位置の意味も確認。

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学校の廃棄物も有効利用。
タイルセットをいただきました。







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平行四辺形の求積・三角形の求積・台形の求積、どんな求め方でも同じ公式になることを確認。後は、練習あるのみです。

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プリントは、ノートに切り張りし、自分の参考書を作ります。
異年齢集団の中でお互い教えあい、学びあいます。
どこかに優しい光があるような・・・♪

明日は、坂本龍馬展を観に、大江戸東京博物館へ!



ジャパンフレネあれこれ―結構、算数系

5月6月は、大きな行事がなく、エポックで自然科学系が進んでいます。

● ピクトグラム

1964年の東京オリンピック時、色々な案内が記号化された、それがピクトグラム。トイレのマークなんかをイメージして下さい。
私達の周りは、記号だらけだ。文字や数字、髪型だって服装だって、ある種の記号だ。いずれ、きちんとした記号論をするために、まずは、このピクトグラムは何を意味するか考えてみました。
いずれも、東京オリンピック時の物です。

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2チームに分けて、ピクトグラムの意味を考える。左写真上段右・・・。
「乾燥室かなあ?」
「何か干してあって、しずくみたいのが垂れているよ」
こんな感じで、何故そうなるのか、考えてみる。



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結構悩み、結構盛り上がっていました(^^♪








● 求積

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封筒を使い、平行四辺形の求積、三角形の求積をあっという間に終了し、台形の求積も。
小3から中1まで、みんな一緒に考える。

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小3でも、この程度はわかります。








● モンテッソリーの教具

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現小3のほうちゃんが幼稚園年中の時に遊び、小1の時、式化した三項式ブロック。
(a+b+c)^3を独力で展開(^^♪

● 相変わらず楽しいエイドリアン先生の英語講座

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楽しいゲーム(^^♪








 あれこれ

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『なごり雪』を使って、反対語を抽出。数値化するものをセレクトして、二元化を一元化。

寂しそうに君はつぶやく→嬉しそうにぼくは怒鳴る 爆笑!

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りんちゃん、ランドセル登校!
カロムも復活!
● 教育考古学会

古きを知り新しきにつなげることを目的に、昨年発足した教育考古学会も6回目の例会を迎えることとなりました。その間、次のような企画を実践し、好評を得てきました。

 

  戦後民間教育の流れから、故依田節夫(自由の森学園中学校校長)の授業論

  教育誌『ひと』の果たした役割と意味について元母親編集委員上野初枝さんとご子息上野俊哉さん(和光大教授)に話をうかがう

  学校運動としての巨摩中と合唱 埴原美枝子さんのお話

  教師からの教育を解き放つ現代っ子論を阿部進さんからうかがう

 

そして今回は、雑誌『数学教室』および教育誌『ひと』の編集者として遠山啓先生の担当、いわば遠山番として名をはせた友兼清治さんが『遠山啓 行動する数楽者の思想と仕事』(太郎次郎社エディタス)を上梓した記念として、遠山啓の仕事を友兼さんと共に考える会を企画いたしました。

ただ、遠山先生の仕事は、数学研究・水道方式に代表される数学教育・障害児教育・競争原理の批判と教育誌『ひと』の運動など多岐にわたるため、一回だけの会ですべてを理解することは不可能です。この会をきっかけに遠山啓の見ていたものの先の先を考えていきたいと思います。

具体的な授業はもとより、遠山先生の著作の読書会の要望もあり、これから先がとても楽しみです。皆様もぜひ引き続きのご参加をお願いいたします。

代表世話人の一人、木幡も遠山先生より多大な薫陶を受けましたが、今回、初期のひと誌に掲載されたいくつかの文章を資料として用意させていただきました。また、札幌の桑島啓介さんから、メッセージもいただいています。その他の資料と共にお読みいただければ幸いです。添付資料は、下記の通りです。

・授業は楽しいだけでよい 遠山 啓 『数学教室』19773月号

・理解と習熟 遠山 啓 『数学教室』19787月号

・大鰐「ひと塾」で何かがおこった 木幡 寛『ひと』19793月号

・ぼくら若者は、いつも遠山先生と 木幡 寛『ひと別冊 遠山啓追悼特集』19802

・おもしろい授業、おそろしい授業 苑田奈月子『ひと』100号 19814月号

・幾何学の指導体系 遠山 啓直筆コピー (1980 明星学園公開研究会算数分科会資料)

※ 上記資料をご希望の方には、郵送いたします。info@jfreinet.comまでご連絡下さい。

 

2017513

教育考古学会代表世話人:木幡 寛

阿部 昌浩

高野 裕


● 最も読んでほしい部分

前述のように、遠山啓の仕事には幾つかの分岐点や結節点がある。
しかし、それは遠山啓が進化したり、先を読む力があるということではないと友兼さんは言う。

それは、原理原則をしっかりと見つめていると、自ずから結果が出て来るという事であり、力点の変化による思想の深化とも言える。

例えば、数学教育における一貫カリキュラムを提唱するが、経験を重要視する生活単元学習を全面的に否定しているわけではない。授業の導入や一貫カリキュラムの基、総合学習的な見地に立つことを否定していない。また、晩年、「授業は楽しいだけでよい」という見解に立つが、それも子どもの視点に立脚しているからこその言葉だろう。

友兼さんは、この本の中で最も読んでほしい部分は、『第7章 知の分断を超えて 教育と学問・科学・芸術(ミドルサマリー)』だと言う。
遠山啓の数学教育論や教育運動について語る人は多数いるが、遠山啓の人間観のベースになる芸術観や文学観を語る人は、あまりいないそうだ。

― スピノザ的な世界観、近代科学がつくりだすエゴイズム、つまり、強い自我、あるいは拡大していく自我に対して、弱さとか優しさとかの価値を遠山はいくつかの芸術作品や表現に見出しながら語っていく。(P225)

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熱っぽく語る友兼さん  遠くは山梨県からも参加者が・・・。関東全域からジャスト20名の参加。


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前半は、生活単元学習批判から数教協の誕生までのお話。

後半は、障害児教育と『ひと』の運動と遠山啓の芸術観を熱く語る。







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間に1978年大鰐ひと塾で遠山先生が3個購入してくれた木幡オリジナルの『1㎤製造マシーン』を参加者と作りました。珍しく外連味のない(笑)木幡の『無限』の授業と麻布科学実験教室室長阿部さんの面白科学実験も(^^♪


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会終了後は、友兼さんを囲んで、江戸川橋の名門うどん屋で懇親会♪
参加者も大満足の第6回例会でした。
友兼さん、ありがとうございます。

もとより20名前後の会を志向していました。
大人数を集め、セミナーのような形式で何かを一斉授業のように伝える薄っぺらな会にしたくなかったからです。
ホームエデュケーションを目指す人、教師志望の学生、障害児教育に携わる方、高校の数学教師、学校管理職、教育とは無縁の世界で生きていた方も・・・。

みんなの意思の違い、遠山啓像の違いの総和が、遠山啓の見ていたものの先の先まで見据えることができるよう学び続けてきたいと思います。

※ 和光大学の上野俊哉さんの提案で、引き続き『遠山啓-行動する数楽者の思想と仕事』の読書
 会を行うことになりました。乞う!ご期待!ぜひ、ご参加ください。

※ 当日配られた友兼さんのレジメも添付いたします。

遠山啓入門_レジメ             友兼清治/5月13日(2017年)


(1)遠山啓の前史

➀―1909年8月21日=朝鮮・仁川に生まれ、すぐに熊本・下益城郡小川町に帰郷

②-熊本・小川町尋常小学校―→東京・千駄ヶ谷尋常小学校―→(開成中)府立第一中学

校(現・日比谷高)

➂-福岡高等学校(現・九大)―→東京帝国大学・数学科―(自主退学)―→東北帝国大

学・数学科

*6年間のまわり道

*文学・哲学・禅宗・天文学・地質学・相対性理論などに傾倒(トルストイ・ドスト

エフスキー・イプセン・ゲーテ・マルクス・レーニン

*数学開眼(カジョリ=方程式論の現代的入門/ワイル=群論と量子力学)


(2)数学研究に没頭

➀-海軍航空隊(霞ヶ浦)・数学教官

➁-1944年=東工大助教授/1945年=自主講義「量子論の数学的基礎」

➂-1949年=学位「代数関数の非アーベル的理論について」/教授に

*ライプニッツ

➃-学内外での民主化運動に参加


(3)数学教育の改革へ

➀-生活単元学習批判

*数学教育協議会の結成(1951年/私憤から公憤へ)

*数理体系の無視/消費生活中心/低い学力

*経験主義批判(抽象ぎらい/系統ぎらい/分析ぎらい)

*ゲシュタルト心理学批判/融合主義批判(インテグレーション)

➁-社会の改造と持続(良い子・飯の食える子)

➂-生活と科学

*分析学習と総合学習(具体→抽象→より高い具体)

➃-一大転機(研究か教育か)


(4)数学教育の現代化と数学文化の啓蒙

➀-水道方式と量の体系の創出

*解毒剤から栄養剤へ

➁-近代化と現代化と超現代化

*児童心理学/科学史・数学史/現代数学

*線形代数・微分積分・記号論理(高校までの目標)

➂-一貫カリキュラム

*量・集合・論理・空間・図形

➃-なぜ数学を学ぶのか

➄-教育政策と学習指導要領

⑥-文化としての数学(数学論の提唱/1962年=『数セミ』創刊)


(5)障害児教育と教育市民運動

➀-障害児における教科教育

*原数学・原教科構想

*原点としての障害児教育

*DoからBeへ(人間開眼)

➁-家永教科書裁判(アカデミックフリーダム)

➂-教育思想としての競争原理批判(内と外の序列主義)

➃-第三の差別(人種・貧富・賢愚)


(6)教育の未来像

➀-「たのしい」と「ゲーム・バイパス」←―数学から数楽へ

➁-整数論(デジタル数学)と微分積分(アナログ数学)

➂-見える学校・見えない学校/劇場型・自動車学校型

➃-術学観の教育論(継承と創造)


(7)遠山啓と「ひと」運動

➀-1973年~『ひと』創刊/「ひと」塾の開始

➁-ユニークな運動論(組織論)/子どもの利益を最優先/母親の参加/勝手連

➂-教育文化創造運動(新しい教育学を創る)

 *研究運動/抵抗運動/創造運動/自信回復運動(生きがいの発見)

➃-三つの志向(学校・塾・著作)

➄-遠山啓の決意(ドン・キホーテの覚悟)


(8)遠山啓人間学

➀-三つの構想(人間の全体性の回復・差別への闘い・能力遺伝説への挑戦)

➁-教育と学問・科学・芸術への造詣(知の断絶を超える)/人間と文化への畏敬

➂-本籍=人間/現住所=数学+教育




バタバタして、アップし忘れ画像です。

 いざ!出発!(4月29日土曜)

最近は、電車組より車組が多いキャンプです。

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前日の準備。車で道具や食材を運んでいただくので、とても楽になりました。ありがとうございます♪♪

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特急レッドアローで一路秩父へ!直前3名のキャンセルがあり、電車組は7名になりました。

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                   車窓から見る武甲山!

● カレー作り

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              着いたら、即、火お越しし、カレーライス作り(^^♪

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 甘口&辛口&オーガニック。ぼくも君も、みんな好きだよ、カレーライス―遠藤健司(^^♪

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                できました!美味しい!

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               ジェットボイルでコーヒーも(^^♪

● 昼食後のお散歩

荒川上流のお散歩

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泳ぐ気満々、しかし、水は冷たい・・・。

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おもしろい野草。
触ると種がはじけ飛び、殻がくるくると丸まります!

これ、授業化してみましょう!





● バーベキュー

午後4時、バーベキューの準備が始まります。

鶏肉・豚肉・牛肉・お魚・・・。

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   キツネ納豆!     教え子大樹も到着、アスパラロール♪       焼き鳥!

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これでもか!というくらい作りました♪♪







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                   食べきれなくて、しかも、寒い!

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花火大会、そして、たき火。奥秩父の夜は、しみじみと更ける・・・。木幡、沈没・・・。

● 朝食後は、鍾乳洞へ

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                 恒例の春キャンプ、これにて終了!

伝説の授業、復活!人間の体積を測る!

● 当たり前と思われることを検証する

「水の中に鉄球を入れると、鉄球の体積(鉄球が撮っていた分の場所)だけ水を押しのけ、水位があがる」と、当たり前のことのように言う人がいるけれど、子どもにとっては、実感がわかない。
そこで、しつこく、次の事を確認する。

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① 鉄球を粘土でくるみ、真ん中からカット。
② 鉄球を水の入ったコップの中に入れ、上がった分の水を鉄球が取っていた場所(粘土のくぼみ)に入れる。

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「やりたい!」
「やりたい!」
スポイトを使って、上がった水位分の水をスポイトで粘土のくぼみに入れていく。
みんなで、順に入れていく。




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③ 上がった分の水位はピッタリ粘土のくぼみに入る

これで、粘土の取っていた分だけ水を押しのけていることが理解できる。ここまでやらなきゃイメージにならないんだよ。ガッコのセンセ。





● ほうちゃんとりんちゃん、どちらの体積が大きいか?

ということで、人間の体積を測ろう!

「お風呂に入ってもらうけれど、輪ゴムで外に印をつけられないよ」
「お風呂を満タンにして、あふれた分のお湯を後でたせばいいんじゃない」
「桶とか、バケツとかで何倍分って量ればいいんだよ」
「同じもので量らなきゃだめだよ」
「そうなんだね。だから、世界共通の単位が必要なんだね」

ここでようやく1㎤の意味がわかる。

では、行ってみよう!
「水着、着るの?」
「着なくてもいいけど、フりチンだよ」(爆笑)
すでに2人に、水着とバスタオル持参を伝えておきました。

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まず、どちらの体積が大きいか、目測で予想。
「ほうちゃんかな?」
「うん、ほうちゃんだね」
背は、ほうちゃんの方が高い。




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水温は39度に設定。フレネスペースには、バスルームがあるんです(^^♪
ほうちゃん!Go!上手に潜って、じゃーっと水がこぼれます。

水がこぼれた状態でりんちゃんがバスタブに入り、水があふれなきゃ、ほうちゃんの体積が大きいってことになるんだね。

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ところがりんちゃん、何度やっても水に対する恐怖心からか、勢いよく入ってすぐ勢いよく出る。
水面がジャバジャバ揺れて、正確な測定ができない。

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ついにこういうことに・・・。
結果、水はあふれず、ほうちゃんの体積が大きいことがわかりました。

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10cm×10cm×10cm=1,000㎤のます(1L)であふれた分の水を
バスタブに入れてみたら、ちょうど25杯、つまりほうちゃんの体積は、25,000㎤!
「ほうちゃん25,000㎤マンだ!」
「じゃあ、りんちゃんは?」
「25,000㎤弱マン」(爆笑)



この授業は、伝説の授業。
明星学園勤務時代、今、フレネ会員になっているななみちゃんバーバの家のお風呂を借りて授業。
人間の体積を量る授業は、全国各地で一世風靡しました。
ただし、学校にはお風呂がないので、家庭用のビニールプールを使って・・・。

こういう授業は、外連と言われようが何と言われようが、楽しい♪
そして、ここまでやってようやく体積の意味や水への変換、そして単位の概念も理解できる。

はっきり言おう!楽しいだけでいい!外連も10年続ければ伝統になるのだ!



遠山啓先生、御用達(^^♪

● 39年前の思いで―遠山啓先生御用達

ジャパンフレネは、オルタナティブな授業をするフリースクール。
算数の授業も学年を問わない、いわゆるバイパス教材を使う。
現在、小2から小5まで合同で面積&体積の授業が進行中!

「今日の午後、ちょっとした工作をするからね」
何を作るんだろうと、興味しんしん・・・。

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小型電動丸鋸を使い、1センチ角の棒を一人当たり5cm3本、3cm1本、2cm1本にカットする。
一緒に来ていたねねちゃんママ、「工房みたいに何でもあるんですねえ!♪」と、ビックリ顔。

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「30人分作るから、カットした棒の数、数えてね」
「一本、二本・・・、あ!わかんなくなっちゃった」
「おいおいおいおい、頭、使えよ」
「そうか!10本ずつまとめればいいんだ」






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                                                 こんなおもちゃ?ができました!What is this?

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 何だろう?何だろう?はてさて・・・?

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これは、1㎤製造マシーン!
粘土を入れ、棒で1㎝のところまで押します。
はみ出た粘土をそぎ落し、さらに上から押すと1㎤のキューブが!

「作ってみる?」
「作る!」
「作る!」



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この1㎤製造マシーン、今から39年前の1978年9月22日から三日間、青森県大鰐町蔵館小学校で行われた『大鰐ひと塾』で販売した教具。なんと!あの遠山啓先生にもご購入いただいたという代物。若いってことは、怖いもの知らず。この他にも体積指導用水槽やわり算指導メモも販売し、夜の分科会で実践発表までしている。

遠山先生が1㎤製造マシーンを買ったことを、ぼくはひと誌にこんな風に書いている。

『22日の夜、ロビーにいたぼくのところに遠山さんがやってきた。大鰐町の教育長で造り酒屋でもある中村定雄さんの差し入れの蔵出しの地酒が入っているとかで、すごく機嫌がいい。「木幡君、ぼくは、きみの作った1㎤製造マシーン、あれを三つも買ったんだよ。がんばってくれよな」

数教協の会議でお会いできる機会が多くなったとはいえ、まだまだ、ぼくなんかにはおそれおおい存在だ。こんなにニコニコしている遠山さんを見るのははじめてのこと。やはり、蔵館小の生きている子どもたちにふれたせいなのだろうか』
( 大鰐「ひと」塾で何かがおこった 木幡 寛    教育誌『ひと』75号P32 1979.3 )

あれから40年近くたっている現在、孫のような子ども達と、こうして1㎤製造マシーンを作っていられるなんて、感無量である。今でも遠山先生の笑顔が忘れられない・・・。

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遠山先生、ありがとうございました(^^♪
今もこうして授業できるのは、遠山先生のおかげです。

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1㎤製造マシーンでスフィンクス!

今考えると、1㎤製造マシーンって40年前のマインクラフトだね。
明星学園では、何も言わないのに1㎤製造マシーンで1㎤のキューブを大量に作り、いろいろな造形物を作っていたなあ♪
13日の教育考古学会では、参加者の皆さんに1㎤製造マシーンを作っていただきます。

● ジャパンフレネあれこれ

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久々に登場!
ビリヤードの原型『カロム』。
滋賀県彦根市近辺でしか見られない、マイナーなボードゲーム。

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ほうちゃん3年生の作品(^^♪

平行四辺形の求積の発展!






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            しみじみとルーティンワーク。小3りんちゃんは、面積終了です。

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お料理の授業は、ペペロンティーノ(^^♪ ねねちゃんママ、お手伝い、ありがとうございました。

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               とても美味しくいただきました(^^♪
体験入会のJ君をお招きし、引き続き、京都での授業の映像を使い体積の授業!

● 体積とは?

教科書には「体積とはもののかさ」などという、意味がさっぱり分からない説明。概念は、明確にイメージ豊かに!

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「鉄球とビー玉、どっちが大きい?」
ビー玉に決まってるじゃん!
それをどう検証していくか?

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鉄球を粘土にくるみ、真ん中でカットする。

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その中にビー玉を入れて振ってみると、カラカラ音がする。これがイメージ。
カラカラ音がするのは、鉄球の取っている場所の大きさがビー玉より大きいから。

ものは場所を取る。その取っている場所の大きさを体積という。
ものは同時に同じ場所に存在できない。どちらかが移動しないと、同じ場所を取れない。

教科書では、直方体の展開図から直方体を作りいきなり㎤を導入する。
箱というスカスカしたものが体積のイメージになるのだろうか?

 水を下に落とすには・・・

ペットボトル二つ。下のペットボトルには、水。上は空洞。二つを穴のあいたチューブでジョイント。
ひっくり返しても、水は、落ちない・・・。

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どうしたら、上のペットボトルの水を下に落とすことができるか?
チームに分かれて、作戦会議!

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             みんなの考え、京都での授業ででてきた考えに相似しているなあ・・。

● やってみよう!

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それぞれの考えを実際にやってみる。

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面白かったのは、「クルクル回す」という考え方。トルネードのように回すのかと思いきや・・・・。
風車のように回す&自動車の車輪のように回すという意見。
これらは、初めて出てきた意見。
だから、授業は面白い!



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本当に空気が移動してくれないと水は下に落ちないのか?
ボトルに線香の煙を入れてやってみると・・・。
「おおおお~!」

授業は、やっぱり面白い!

連休明け・・・自分の映像で授業 ♪♪

毎週月曜日は、子どもの数が少ない。
しかも連休明け・・・。キャンプの様子は、映像をセレクトし、近々アップします。

● 自分の映像を観ながら授業

先月、京都橘大学で行われた『明日の教室』で三本の授業を行った。
それをDVD化し、販売するとのことです。
編集途中のDVDが送られてきたので、それを使って体積の授業に突入!

ぼくの講演は、必ず生の授業が入る。しかもそれを観ながら、ストップ&モーションで授業できる。
自分の講演で授業するのは、初めてだったが、面白かった。

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明日の教室、タイトルは『授業がすべて』・・・。

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                子ども達もワクワクしながら観ています(^^♪

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穴が開いているチューブ、上は空洞、下は水。
これを逆さまにしたら、水はどうなるか?

教材がいいと、ライブじゃなくとものめりこんでいく子ども達です。

予想
ア ぽたぽた落ちる
イ じゃーっと落ちる
ウ 落ちない
エ その他の考え

明日、体験入会の子がやって来るので、続きは明日のお楽しみ♪♪

● 今日やったこと

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月初め恒例、おりこうちゃん新聞作り!

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工作で使うミニ電動のノコギリを探すのに四苦八苦・・・。
ロフトの一番手前にありました。
おかげでロフトが綺麗になりました。手伝ってくれてありがとう!
特にゆうやは戦力になりました。




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これが電動のこぎり!
これを使い、13日(土)の教育考古学会で配る、遠山啓先生御用達のあるものを作ります。

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最後は、みんなでお掃除をし、おやつを食べて解散!りんちゃんはバナナ、ユウヤはシュークリーム
きょうちゃんはチョコレートです。いい一日でした。

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