行ってきました!歴博こと『国立歴史民俗博物館』!大阪・千里の民博『国立民族学博物館』が西の横綱なら、こちらは東の横綱です。日本の歴史と民俗の大要がわかります。が・・・・、疲れるんです。ぼくは、過去3回訪問し、全部見てきたけれど、今回行ってみて展示内容がかなり変っているので、あと数回は行かなきゃと思いました。展示が変っているのも当然。だって前回行ったのは、約20年前だもの・・・。
京成佐倉の駅前・・・。20年前は駅前にビルは一つもなかった。落花生などを売るお土産屋が数軒のみ・・・。やはり、月日が経つのも夢のうち・・・なんですね・・・。
徒歩でも20分ぐらいだけれど、歴博正面までバスが行くようになっていました。
原始時代から近現代までの流れを五つのブロックで見せてくれます。入館料は小中学生無料、大人420円という良心的なお値段。上野の国立科学博物館に比べて、かなり安い!しかも都心から離れているので平日は、ガラガラ。ゆっくり見られます。
● 原始~古代
じっくり見ると相当時間がかかります。
縄文人や弥生人と一緒に写真など・・・。
「なんで弥生時代って言うの?」
「東京の弥生町から遺跡が出土したからでしょ」
おおおーーー!博識シー君!
● 中世
平城京のなんとか門 中世のトイレの説明 ひらがなの誕生
お子様達、かなり熱心に説明のビデオを見ていました。トイレはとても興味あり。
以前トイレの授業をしようとヨーロッパや南米のトイレの写真をずいぶん撮ったんだけれど、すべて散逸・・・。
中世は紙が貴重品。よって木っ端で尻を拭く。これ本当!
● 武士の誕生
「武士って今の警察みたいなもの?」
いえいえ、それはありません・・・。


武士の館の模型 鎌倉の地勢 街中の模型
治水の様子も電光掲示でよくわかります。こんなに大きな朱印船の模型もあります。いよいよ、戦国時代から近世に入っていきます。
● 鉄砲伝来から戦国、そして近世へ
江戸時代は世界史的に見て、実はもっとも平穏な時代であった。ヨーロッパがめちゃくちゃ戦争していた時、内容が良いか悪いかは別にして、こんなに平和な時代は無かった。故に火薬を戦争に使わず、その結果、花火の技術が高まった。と。ものの本には、書いてある。これも、かつて授業化した。
鉄砲の伝来 南蛮文化の渡来 江戸時代の日本地図ソファー しかし、ここまで見てきてかなり疲れた・・・。
お子様もお疲れ・・
しかし、地獄極楽ののぞきカラクリに熱中していました。→ 蝦夷地の征服は江戸時代から 江戸時代の輸出品、輸入品。意外なものが お江戸日本橋の模型 ● 色々な生活
民俗学的見地から、山村・漁村・街中などの模型や説明がある。法善寺横丁の模型は上段右。上段左は、村の境界線で村の外をにらんでいるどでかいわら人形。異端者は、入るなということだろう。川端康成の『伊豆の踊り子』には、村の入り口に「旅芸人ハイルナ」的な看板の描写があった。
この辺は昭和20年以降の街中の様子かな?
各ブロックのほとんどは写真撮影OKなんだけれど、一部駄目なところがある。一つは、江戸時代の『エタ ヒニン』の迫害に関するコーナー、もう一つは『アイヌ』のコーナー。いずれも差別問題に関するコーナーだ。江戸時代の迫害の高札などしっかりかり伝えるべき問題だと思うのだが・・・。
● いやはや本当に疲れた
約2時間15分見てちょうど12時。みんなでお昼を取りました。
「もっと見る?」
「いやあ、もういいや」
一回で見ようと思ったら疲れるよね・・・。予定より早めに帰ることになったお散歩でした。
あまりに館内が広く、ひでぼうと木幡は、 お食事スペースはがらがらでした 食後は佐倉城蹟へ
迷子になりました。
お疲れ様!