久しぶり、本当に久しぶりに定番の授業!あっという間の1時間でした。
● 第1問 人間VSサル
図のような二こぶ山の右に果樹園、左にサル。サルがつり橋を渡って果樹を取る。さて、どうしたもんか?右の写真のように色々な意見が出てくるが・・・、サルのことも考えれば・・・、サル用果樹園を作るのが共生の考え。人間のことだけ考えると、どうしても一方的な考えに陥る。押してもだめなら引いてみる考えが必要だ。
● 第2問 袋の中の黒い石
袋の中に白い碁石と黒い碁石を入れて、白を取れば勝ちというゲーム。ところが袋の中は二つとも黒い石。この難局をどう乗り切っていくか・・・?
袋の中に手を入れては、解決しない。 「一つとって、それをなくしちゃえば、中に残っているのは白い石ということになるんじゃない?」と、じょう君。いいセンいっている! ここのポイントは、外から石を1個つかみ、「残っているのが黒だから私のは白」。これが一番スマートかな?これも外からつかむという逆転の発想が大切。 ● 第3問 これは三角形?
直角二等辺三角形の角度を考える。(180-90)/2で45°というのが一般的。
ところがロバチェスキーやリーマンといった数学者は、必ずしもそうならないと言う。いまから150年ほどの話だ。どんな場面でどんな三角形を考えたのだろう?
いいねいいね!
北極から赤道上に三角形を考える。内角の和は270度!「これを三角形と認めるか?」
「木幡さーん!われちゃうよ!」
「内角のわが270度だから三角形じゃないよ」
「直線で囲まれていないよ」
「じゃあ、直線てなあに?」
「まっすぐな線」「・・・・・・」
直線とは2点上の最短距離のこと。そうすると球面上の直線という概念が出てくる。発展させて球面上の三角形も!平面と球面は大違いだ。平面で成立する並行は、球面上では成立しない。平面も球面も大事な概念。かつては平面だけ考えていればよかったが、宇宙船が飛び立つ時代、球面も考えようね!
楽しい授業の後のいい顔! ● おいしい授業 球面をグレープフルーツでも考えました!
美味しい顔! ● 夏野菜とシーフードのカレー ピーマン、ナス、ニンジン、たまねぎ、ジャガイモ、いんげん、ごぼう、シーチキン、シーフード・・・、美味しいカレーができました!