もうじき、ゴールデンウィーク・・・。区切りのいいところまで授業を進めようと、ピッチが上がります。

スペ数高校は、鈍角の三角比 漢字学習のいさ君 植物&カタツムリ観察のりゅう君

『みえちゃんの英語』のテキスト
● 『なごり雪』から正負の数!

なんでこれが数学なの?
「まあ、一曲いってみようか!りょう君、お願いね!」

りょう君の伴奏で、木幡、『なごり雪』を絶唱!演歌じゃないっつうの!

「歌詞の中から、反対言葉が作れるような言葉を探してね」
最初⇔最後、下⇔上、大人⇔子ども、ふざけ⇔まじめ、つぶやく⇔怒鳴る、悲しい⇔楽しい、後⇔前・・・。
「きれいは?」
「汚い」
「不細工!」(爆笑)
「色々出てきたけれど、この中で数値化できるものは、あるかな?」
数学の世界で反対語が成立するには、ある基準を設けることができ、数字に置き換えることができるかどうかが問題。
例えば、財産と借金の二つの世界を『財産の世界』に統一。3万円の財産は、+3万円の財産。3万円の借金は、-3万円の財産。これによってゼロより小さい世界が表現できるようになりました。うーん、勉強になるなあ・・・。
東と西の世界を東に統一すると・・・、東に3キロ→+東3キロ、西に3キロ→-東3キロ。

木幡、再び、絶唱!
● 『幸福の黄色いハンカチ』に至る授業

1970年と2010年の北海道市部の人口を比較してみる。人口が増えた市と減った市がある。
増えるにしても減るにしても、何か理由があるはずだ。
「夕張の人口、すごく減っているよ」

減った市を地図上で調べてみると、海岸部と内陸部に二分!
内陸部の人口減少地域は、ほとんど鉱山の記号が!
「わかった!炭鉱だ!」
そうなんです!『フラガール』の常磐炭鉱同様、北海道でも多くの炭鉱が閉鎖された。Why?
何故、閉山になったのか?石炭は、もう使われなくなったのか?いろいろな資料を調べて考えてみる。

これは、夕張で掘ってきた石炭。下は、資料。
石炭の自給率は、0.4パーセントしかないのに、輸入量は、半端じゃないんです。火力発電に使うんですね。日本のエネルギー産業と石炭の盛衰を考えました。発展させて、原子力もね・・・。
「『幸福の黄色いハンカチ』は、夕張を舞台にした映画なんだよ」
というわけで、強引に映画につなげました。明日、映画を観ます。

本日のスペシャル映像!
ロック歌手の物真似をするタカぼう・・・。