今日も暑い東京です・・・。新宿御苑での写生会は、延期とあいなりました・・・。
昨日の変な物は、いったいなんでしょう?
● ウルトラマンのモデル
西表島でゲットということで、「やしの実?」というメールもありました。おしい!
これは、板根(根が帯状になり、外に露出する)で有名な『先島スオウの木』の種子です。何かの顔に似ていると思いませんか?そう、ウルトラマン!沖縄出身でウルトラマン生みの親、特撮の円谷プロの金城哲夫さん(1938~1976)はこれを見て、ウルトラマンを思いついたと言われています。
● シンプルな実験→コインと紙の競走
500円玉、50円玉。10円玉を用意し、紙に形を写し取ります。やや小さめにカット!準備は、これだけ・・・。

500円玉とそれを写し取った紙を同時に落とすと、どちらが先に床に落ちるだろうか?これは、経験則ですぐわかる。
「紙は軽いからさあ、空気の抵抗でひらひら落ちる」
おおおおーーーー!
実験すると予想通り!
続いて、500円玉の下に紙を置いて落とすとどうだろう?

これは、結構、意見が分かれる。
「最初は一緒でも、途中から500円玉が追い抜く。だって重たいもん」
「いや、下からの圧力で押されているから、くっついたまま同時に落ちる」
「途中で上下逆転し、紙はひらひら落ちる」

同時なんですねえ!
りゅう君、「紙を上に乗っけてやってみて」
いいねえ!いいねえ!
これまた、意見が分かれる。
「500円玉が壁になって圧力を受けて一緒に落ちるんじゃない?」
「いや、圧力受けないんだったら、紙も受けない。500円玉が先に落ちるよ」
友だちの意見を聴いて、考えを変える。これ、ダイアローグの真髄なり・・・。

これも、同時!
「重さとか関係あるのかなあ?」
「50円玉でやってみて!」
結果がさらなる疑問を生み出し、授業は回転していく・・・。


コインの重さに関係ない。小さな穴が開いていても関係ない。紙を少しずらすとコインが先に落下する。いろんなことがわかり、つながっていきました。
● 斜面を転がる鉄球の競走
落下と重さは、関係ないことがわかった。
「このことを最初に発見した人、誰だろう?」
ということで、ガリレオの話に・・・。落体の法則以前に斜面を転がる鉄球の運動を長い間、調べていた。斜面の傾斜を少しずつ急にしていくと・・・、ほら斜面の傾斜が90度になり、自然落下になるでしょ!
じゃじゃじゃじゃーん!手づくり教具、登場!

手前の斜面は、急で短い。向こう側は、なだらかで長い。全体距離は、同じ。鉄球を転がすと、どちらが先にゴールインするだろう?これも意見が二つに分かれます。


急傾斜で加速をつけて、先行逃げ切りか?はたまた、ゆっくり加速をつけて差し込むか?どっちも正しそう・・・。

用意!スタート!鉄球、横にゴロン・・・(爆笑)。見てください!先行逃げ切りでした!

先行逃げ切りということを学習しました。これをベースに今度は向かって左側、さらに下り坂と上り坂が・・・。今度は、どちらが勝つだろう?皆さん、考えてくださいね。答えは、載せません。鉄球の大きさを変えても実験しました。みんないい顔!
楽しかったね!
● 基礎数学講座が始まりました!
♪汽車を待つ君の横でぼくは 時計を気にしてる♪
イルカの『なごり雪』のメロディーと歌詞から授業スタート!

この歌詞の中から反対言葉が成立するものをピックアップ。例えば、『これが最後ね』。反対言葉は、最初。
「キレイの反対ってきたない?」(爆笑)
「こういうのは、好みや感覚の問題だからねえ」
数学の世界では、数値化できるものしか扱いません。そのことを確認。


例えば、財産と借金の世界を財産の世界に統一し、プラスの財産とマイナスの財産と表現するのが正負の数ですね。

プリントの扱い方やノートの取り方もレッスン。授業、即、演習!10ヶ月で中1から高1まで進みます。
● ジャパンフレネあれこれ

昨日の実験で使ったピンポン玉で、早速、卓球!うちわで玉を扇いでるのは、だーれだ!


泣く子も黙る『こはた用』!
六連発連射のゴム鉄砲!

午前中は、静かに学習・・・。かな?

「パスタ少しちょうだい・・・。ちょうだい・・・」
明日のお料理と同じペペロンチーノ・・・。