食事は、人生の楽しみの一つ・・・。地理の学習に入るための定番の授業が『昨日の夜、何を食べたか?』。
今回は、英語が嫌いなごうきのためにセッティングしました。
● 昨日の夜、何を食べたか?
「昨日の夜、何食べた?」
「えーっ、覚えていないよ・・・」
「俺なんか、毎食デジカメで食事の写真を撮っているし、日記にも記録してるぜ」
みんなが昨夜食べたもの・・・。
「スープとかみそ汁は、飲まなかったんだ。野菜中心だね」
「りえすは、お肉を食べないから野菜カレー?」
「みんなの食事で共通しているものは?」
「ご飯と汁物が多い」
「日本人の主食は、何だと思う?」
「米かな?」
「パンじゃない?」
ここで、アメリカの食糧戦略と小麦の輸出入の話をしながら、「ヨーロッパ人の主食は?」
「パンだよ」
「どうして?」
「お米が取れないから」
「どうしてお米が取れないの?」
どんどん話を進めていく。
ヨーロッパ系は・・・、「すげー!肉だらけ!」
ヨーロッパ→大陸性気候→小麦・大麦など→エネルギー効果→牧畜→個人主義→キリスト教
気候や風土によって食生活が変わる。同時に宗教や思想、言語形態も変わってくる。
日本語は「私はフレネに行く」
英語は「I go to Freinet」
私・行く・フレネに
主張が先に来るのが英語なんだね!で、英語をもっと学ぼうよ!主語と動詞でとにかく主張!これがヨーロッパ文化?!
食事の授業の裏でカップクラムチャウダーを食する2年生二人・・・。