緊急ミーティング(3)オリエンテーション期間

ダイアローグって、こんな風に生まれるんだなあ・・・。そんなことを感じたいい一日だった。

● 地図を作るための工夫

「わかりやすい地図を作るために、どんな工夫をするといいかなあ?」

ペアを作り、考えをまとめる。

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                         考えをホワイトボードに書いています。

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みんなが調べた商店などを一番左の図にあてはめていく。

※ 記号化する→別表を作って、店名など書く

※ 色分けする

※ 字の大きさを考える

※ 距離などは、無視する

「病院のマークは、赤十字だよね」

「郵便局のマークもあるよね」

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ラシャ紙4枚を合わせて、糊付け!縮尺や距離は無視して、書きやすいように地図のベースを作る。これは、木幡が担当。

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            地下鉄などの路線図と同じ考えです。実際の距離や縮尺は、無視します。いいね?

とここまでは、良かったのだが・・・。中学生、なんか、やる気なし。声かけても、スタディールームにやってこない。

「ペアを組んだ人がこないと、小学生には無理だよ。始めた仕事を放棄するのは、やめてよ。やりたくないんだったら、最初にこの仕事を提案したとき、言わなきゃね」

木幡、結構、かりかりしました。やや、険悪な雰囲気・・・。

● 緊急、ミーティング!

仕事が中断し、進まない。そのうち、「一緒にこうちゃんちに行こうと思ったのに、こうちゃん、中学生と3階(住居)でゲームするんだって・・・」と、ゆうや。

「小学生、集まって」

小学生と緊急ミーティング!

「仕事を中断して、ゲームをする。フレネのスペース以外で遊ぶ。これ、どう思う?中学生に引きずりまわされちゃいけないよ。ジャパンフレネってどういう場所なの?」

「仕事が終われば、遊んでいいんだよね」

「もちろんそうだけれど、フレネのスペースで遊ぶことと、それ以外の場所で遊ぶのとは、意味が違うよね」

そんな話をしていると・・・。

 

「地図、作らないの?ミーティングの様子、聞こえてるんだけれど。やることやれは遊んでいいんでしょう」と中学生・・・。

(作らないの?)と聞いてきたということは、まだ、やる気はあるんだな・・・?

これは、いい機会とジャパンフレネが移転した経緯や、学校以外で学ぶことの意味など話した。

「でも、自分で決めた自分の責任を果たしたら、小学生も、3階(住居スペース)で遊んでいいんだよね」

これは、ちょっと難しいなあ。中学生が考えるレベルと小学生が考えるレベルは、違う。小学生については、保護者の意見を聴いてどうするか決めることにした。

【確認】→ジャパンフレネ憲法

・ ジャパンフレネで学ぶことの意味を考え、自分で決めたことは自分の責任として、その義務をはたす。その後は、遊びも含めてやりたいことをやる。

・ 自由とは、好き勝手にやることではない。他者を引きずりまわしたり、不自由を感じさせることは、自由とは言わない。

他者をいやな思いにさせる関係はつくらない。そういう行動は、取らない。

● さらに発展!

「この際だからいうけどさ・・・」と脩平。

「ゴミを散らかしっぱなしにしたり、カーテンを壊したり、ドタバタ走ったり・・・、そういうのやめてよ」

何か困ったこと、不自由に感じること・・・、そういうことが起きた時が良いチャンスだ。

「どうすればいいの?」

「最初に確認したとおり、ゴミは持ち帰ろうよ」

「掃除当番みたいの作ったら?」

「いいね、いいね!」

こんな風に具体案が出てくる。

 

「やりたい人が掃除するってのは?俺が学校現場にいた時は、そうしていたよ」

「賛成!・・・、でも、やんない奴でてくるよね」

「やりたくなけりゃやらなくてもいいけれど、人数もそんなに多くないからペアで掃除しようよ」

「掃除のために必要な道具は?」

とんとん拍子に話がまとまる。みんな、納得する。

【確認】→ジャパンフレネ憲法

・ ゴミは持ち帰る

・ ペアを作り、交代で掃除する。スタディールーム、プレイルーム、トイレ、玄関、階段。

・ 必要な道具(クイックルワイパー、玄関放棄&ちりとりなど)、木幡が準備する。

● 和気藹々

思っていることを互いに出した。まずいことは修正し、考え方を変えた。実際に行動することにした。

すっきり!

「じゃあ、地図の下書きをしよう!」

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               わいわい言いながら、地図の下書きをする。和気藹々、いい顔♪

 

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一時、木幡VS中学生みたいな雰囲気になったが、互いの考えぶつけあい、折り合いをつけ、具体的に行動する。そのことを理解しあえたので、納得できたね!ダイアローグとは、こういうことだ。

他者の意見や考えを聴き、自己の考えや主張を変えることを潔しとする態度・・・。それがダイアローグです。

 

人の集まるところにトラブルは、つきもの。トラブルが起きたときこそいいチャンスだ!かの毛沢東も『実践論矛盾論』の中でそう言っています(と、ぼくはとらえています)。


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