2017年10月アーカイブ
『兄弟喧嘩をする農夫の子ども』 (脚本 木幡)
ナレーター 農夫の息子がけんかばかりして、いくら言っても言葉では改心してくれません。
父 うーむ、喧嘩ばかりして困ったもんだ・・・。これは行いで教え込むしかない!
かあちゃん、そこにある棒を持ってきてくれ。
母 あいよ!
※ 棒を持ってくる。
父 (棒を一本ずつ渡し)この棒を折ってみなさい。
子三人 そんなのへっちゃらさ!(棒を折る)
父 ならば、これならどうだ?(三本束ねた棒を渡す)
子1 ううーん!折れたよ!これがどうしたの?
子2 ぼくはできるかなあ?あ、できちゃった!なにがいいたいの?
父 むむむむむ・・・、いくらなんでも女の子にはできないだろう。
子3 (棒を折って)私にもできちゃった!
母 父の面目、丸つぶれ・・・。
ナレーター これに似たような話、日本にもありますよね。(と質問しながら、あれこれ授業化していきます)
※ 棒はこちらで用意します。十二本+練習用。全て切り込みを入れて折れるようにして
下さい。服装は自由です。
ナレーター:りんちゃん
父:京子ちゃん
母:七海ちゃん
子1:ゆうや
子2:ちいぼう
子3:夏太郎
『ライオンを見たキツネ』(脚本 木幡)
ナレーター ライオンを見たことの無いキツネがこれにばったり出会った。
キツネ (上手より、一回目と書いたプラカードを持ちながら登場)
こここここ・・・、これは?これがライオンというおそろしいどうぶつなの?ぶったまげたあ!
ライオン (沈黙 迷惑そう)
キツネ (下手より、二回目と書いたプラカードを持ちながら登場)
ふふふーんふーん(鼻歌を歌いながら・・・)いがいとこわくないのかなあ・・・。
ライオン (沈黙 ぎょろりとにらんで寝返り)
キツネ (上手より、三回目と書いたプラカードを持ちながら登場)
もうぜんぜんこわくないもんねー。ライオン君、きみはいつもねてばかりなんだねえ(親しく話しかけながらライオンに近づく)
ライオン (立ち上がる)お前、大胆だなあ・・・。
※ ライオン、キツネともストップモーション!
ナレーター さて、ライオンはどうしたでしょう?キツネの運命やいかに!(などと言いながら観衆を巻き込み授業化していく)
※ プラカード三枚、ライオンとキツネのお面
● 師弟関係成立!
「夏太郎、マンガばっかり読まないで、何かやれよ」
「七海ちゃん、毎日『コボちゃん作文』書いて、すごく上手になったんだぞ」
「『コボちゃん作文』ってなあに?」
「じゃあ、俺が教えてやるよ」と、ゆうや。







