女子団体パシュートで感じたことを授業化しました

見事金メダルに輝いた日本女子団体パシュート!
その表彰式で感じたことを授業化しました。

● まずは、昨日の映像を

新聞記事、動画で日本女子団体パシュート金メダルを確認。
パシュートの意味や、スピードスケートの進化や危険性も説明する。

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高校時の体育の授業、冬はスピードスケートだった。この歳になっても、すべることできます。

「ところで、表彰台に立ったすべての選手、いい顔していたよね」
日本人の場合、期待されていながら金メダルを取れなかった時、「応援してくれた方にもうしわけない」とか、「日本に帰れない」とかのとんでも発言が出てくる。
これは、柔道などの伝統競技や高校野球の世界でも同じだ。
金メダル以外、メダルではない的発想や、銅メダルでしょげる感覚は、どこから出てくるのだろう?

かたや、欧米人は銀でも銅でも大はしゃぎ。
昨日の女子団体パシュートでも、日本人以上にはしゃいでいた。

● 昨日の夜、何を食べたか?

昨夜、何を食べたか、発表してもらう。

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「トリカラかな?」とユウヤ。
「それだけ?」
「いや、ご飯とみそ汁も」
ご飯は、日本人の定番だよね。

「ラザニア・肉じゃが・コーンスープ・ラプレーゼ・いちご」と言ったヒロカズ以外、全員がご飯を食べていた。



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「俺は、すごいよ。お鮨」
「いいなあ!」
「ただし、伊勢丹閉店間際で半額」(爆笑)

日本人の主食は、ご飯(お米)に間違わない。おにぎり・卵かけご飯・納豆ご飯・オカカかけご飯、とにかくご飯があれば、何とかなる。

「じゃあ、欧米人のしゅしょくはなあに?」
「パン!」

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パン・ジャガイモ・肉・パスタ・ピザ・・・。肉以外は炭水化物。
「小麦が多いよね」
「インド人は、カレーだよ」
「ナンじゃないの?」

「じゃあ、欧米人が何を食べているか、見てみようね」

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               「すご~い肉の量!」

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肉とその加工品の食費に占める割合が異常に多いことがわかる。

「主食は、肉なの?」

「どうして、日本はコメが主食で欧米は肉が主食なの?」
「気候がちがうんじゃない?」
「米を栽培するには何が必要なの?」
「大漁の水」
「人出も必要だよ。一人で田植えや稲刈りできないよ」
「ヨーロッパは、雨が少ないからお米を作れないの?」
「だから、小麦か」
「でも小麦の収穫量って米より少ないんじゃない?」
「じゃあ、どうすればいいの?」

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いろんな疑問や考えが出てきます。
効率的にエネルギーを獲得するためには、どうするか?
それが遊牧であり牧畜であり、狩猟でもあるのです。
このエネルギー転換については説明。

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「お米を作る時は、みんなで協力しなきゃいけないんだよね」
お米作りを経験しているりんちゃんです。
モンスーン稲作共同体としての日本、かたや、遊牧・牧畜・狩猟ベースのヨーロッパ。そのアイデンティティーのあり方が変わって来るのは、当然でしょう。




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米は共同作業、牧畜や遊牧はさほど人出がいらない。
自己の意思を殺してでも周りに同調せざるを得ない協同性と自己を主張しなければ生きていけない個人主義。

そういう諸々の物が、表彰台の上から見えてくる。
「応援してくれた方に申し訳ない」という発想、欧米人に少ないようです。
「柔道の世界はすごいよ。金メダルじゃないと恥ずかしくて日本に帰れないっ言うもんね」

こんなことが、少しイメージできたようです。

※ 『肉食の思想』 鯖田豊之(中公新書 1966)を参照してみてください。名著です。

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今期最後の英語講座♪エイドリアン先生ありがとうございました♪

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