● 子どもが集まる所にトラブルは付きものだが・・・(1)

「おれの時計、2万円だぞ」
「へ~、そうなの?俺のおじいちゃんなんか100万円の時計してるよ」
「俺のおじいちゃんは500万円の時計しているぞ!ランボルギーニとトヨタの社長もしてるんだぞ!」
「お前らいい加減にしろよ!他人のふんどしでマウントの取り合いするなよ!」
年長者ユウヤ、あまりのバカバカしさにキレる。
※ マウントの取り合い
互いに格付けし合い、相手より上に立とうとする言動や行為の全般を表す。登る、乗る、またがるを意味するmountが由来。

「木幡さん、こういうことでミーティングするの、もうやめようよ。週明けからうんざりだよ」と、ナツ。
←うんざり顔の面々・・・。
「その時計、ネットで300円で売ってるぞ」
「えっ!マジ!?サンタさんにもらったんだけれど・・・」
ネットにて落着・・・?
● 子どもが集まる所にトラブルは付きものだが・・・(2)
「ナツ!何やってるんだよ?」
遅刻してソファーに寝そべり、眠っているナツをくすぐった。
「俺の事、針で刺した・・・」
「そんなことする奴いないよ。見せてみろ。なんだ、逆むけじゃないか?」
「くすぐるのも良くないけれど、だいたい遅刻してソファーで寝てるってことはないだろ?」
いろいろ言い訳があったが、問答無用・・・。
「おでん、食べよう」
みんなニコニコ、「美味しい!」
おでんにて落着・・・?
● 子どもが集まる所にトラブルは付きものだが・・・(3)
漢字ゲームの真っ最中・・・。
「蹴られた・・・」と泣き出すも、
「だってつねって来るんだもん」
よくよく話を聴いてみると、
漢字ゲームの前にちょっかい出された→反撃した→つねられた→また反撃・・・。
「楽しく漢字ゲームやってるのに、やめろよな」
「出入り禁止になっちゃうぞ」
「ヒロカズが来なきゃいい」
「は?原因を作ったのは、誰なの?ゲン?」
はてさて、どう決着をつけるのか?
原因がはっきりしているので、落着?